-旅行順路-

12/9 Roma-Roma

12/10 Roma - Roma - Malagrotta
詳細は 'Costanza' の通り。

12/11 Malagrotta-(Auleria,ss1)Ladispoli - Santa Marinella - Civetavechia -Traquinia - Montalto di Castro.
海を見ながら高速道路を走る。路側帯が狭くて怖い。Civetavechia の周りは北海道の Civechia に似てました。 Traquiniaは丘の上にある街です。tanaretemiruto いい感じ。

12/12 Montalto di Castro - Grosseto - Marina di Grosseto - Castiglione della Pescaia
Castiglione も丘の上にお城がある町。いい眺めでした。この日は丘の上で半日過ごしたのであまり進めませんでした。

12/13 Castiglione della Pescaia - Follonica- Cecina
ただただゆっくり走るだけ。このころにもなると泊まる所を探すのが楽しくなる。
イタリアの海岸沿い、海沿いの街で小さくて居心地のよさそうな街に降り立つBGMはもちろんユーミンのこの曲。 「あの人のママに会うために・・」

12/14 Cecina - LIVORNO - PISA- Santa Maria a Monte - Fucecchio
LIVORNOもPISAも大きな町。でもよく町並みが保存されてあった。 PISAの斜塔とかにも行ったがガリレオガリレイの教会のランプは有料だったので入らず。 この日は日曜だったのかスーパーやバーが全部休み。ROMAでは日曜なんてないも同然だったが。 ひもじい思いをする。Toscana地方になるため、ワインはToscanaワインばかり。

12/15 Fucecchio - EMPOLI - FIRENZE
とうとうFIRENZEへ。

12/16  FIRENZE- FIRENZE
詳しいことはFIRENZE1,2へ。

12/17 FIRENZE - Borgo San Lorenzo - FAENZA
初めての900mの峠。さすがに荷物が重い。自転車の調子は至って順調。峠付近では雪が残っていた。

12/18 FAENZA - RAVENNA - Porto Viro
Venetiaへ行くために海から入ろうと, Lido島を目指す。 橋の下で暗闇の中テントを張ってご飯を作っていると散歩に来た犬が近づいてきた。飼い主は「そっちへ行くな」みたいな事を言って、 いつもの散歩コースを変えて歩き出したようだった。そんなに怪しかったかな。

12/19 Porto Viro - CHIGGIA - Sottomarina - (Ferri)Pellestrina - Santa marina delmare-(Ferri) - Alberoni - Lido - VENEZIA
細長いsomaをどんどん北上していった。海峡はフェリーを使って約15分。 Lidoは有名なリゾートだという、今はシーズンオフなのだろうかそれほど感じなかった。 LidoでVENETIA行きのフェリーの券を買おうとしたらなんとVENETIA市内は自転車乗り入れ禁止だという。 こんなとこまで来たのに。すぐそばに浮かんでるのに!! 困った、困った、日は沈む。早く宿を探さなければ。
Venetiaは長い橋で陸地とつながっている。その橋がVenetiaとつながっているとこまではカーフェリーがあって そこからは橋を走って対岸の町へ行けそうだ。ともかくそこまで渡ることにした。そのフェリーはVenetia島内の運河(grande運河)を通って行った。 甲板に下りるとVenetiaの夜景がよく見えた。フェリーは橋の付け根に着いた。
橋の付け根で警察官に駄々をこねると押して歩くなら問題ないと言われたので Venetia島内の安宿まで押して歩いた、がそれが大変だった。 運河という運河はすべて橋が架かっておりその橋すべてを自転車を担いで上り下りしなければならない。 一番大きいgrande運河(大運河)に差し掛かったとき一人の若い女の人が「手伝いましょうか」と言ってくれた。気持ちはうれしかったのだが 「かえって足手まといになります」というわけにもいかないし、「大丈夫です。一人でなんとかなります」とは言うものの、周りから見れば確かによほど大変に見えるのだろう、その人はどうしても手伝うと言う。その女の人は「私が後ろを持ちます」と言って持ち上げようとするのだが持ち上がらない。 前にまわってもらってもふらつく。どうしようもないので私が自転車を担いでその自転車を後ろから押してもらうことにした。 私も階段を10段ほど登るとさすがに疲れて「休憩!!」と思うのだがその女の人が押し続けてくれるのでまた「疲れました」というわけにはいかず、 一気に登り終えることになった。
「Thank you」と言うと 「You are welcome」と言ってその人は去って行った。走り始めてからこれほど体力を使ったことはなかった。
翻訳:股野