天竜川遡上ラン

写真館

2025年06月29日

6月(末)。
それは、梅雨という時期であり、サイクリストと非常に相性の悪い時期・・・

なんてことは知らん!!走りたいから走りに行くんや!!
と、いうわけで梅雨の時期真っ只中に、自然を感じるライドへ行くことにしました。
新入生が入部してくれた時期なので、しっかり「ゆるぽた」に行きますよ。

今回の目的地は天竜川。静岡県で一番愛知県寄りの大きな川です。
この川の上流にはダムが3つ並んでいて、しかも川沿いで山の中なのできっと涼しいはず。
名古屋は暑すぎるので山の中へ逃亡します。

ちなみに、梅雨といって気にしていた梅雨前線はなぜか今年は消滅。
ありがたいけど暑すぎるんじゃあ・・・

で、ここで一つ悲報が。

文明がない~(ハ○ワレ)
というわけで、安心・安全のライドのために、サポカー4台体制という最強の部隊を編成してランに向かいます。

朝、6時半。
6時半出発のはずが・・・(以下略)
さすがのNUCCクオリティ。6時半出発と書いて7時出発と読みます。(そんなわけないやん)
浜松までは約100km。意外と遠いね・・・

ぐだぐだながらもとりあえず出発。今回は補給地点がないので行く途中で補給を買っておくことにします。
プランナーの筆者は前日に「豊橋のラムーが最強だと思います」ってあくまで提案のつもりで言ったんですが、なぜかみんなそこに集合してました。
図らずもラ・ムーが最強であることをみんなに分からせることができました。やったあ。

今日のコンテンツの一つになりました。(って誰かが言ってた気がする)
ラ・ムー、もっと増えてくれないかな・・・
ラ・ムーで大量に、安く補給を手に入れた後は、今回の出発地点、天竜川の河口に向かいます。

圧巻だね

楽しそうなやつ

なんかへんなのいる

集合~

さあ、天竜川を遡る時だ!出発!!
・・・まあ、筆者は最初サポカーだったんですが。

まずは、エヴァンゲリオンにもでてくる天竜二俣駅に向かいます。ここは第3村としてちゃんと駅に看板があったり、エヴァのオブジェとかもあるらしいんですが・・・
残念ながら、駅構内とかにあるものを見るには13時くらいのツアーに参加しなければならないとのこと。時間的にちょっと無理でした。下調べ足りてなくてごめんよ・・・エヴァファンのG君。

第3村らしいよ

まさかのピアニスト現る

天竜二俣は不発に終わりましたが、まだまだコンテンツはある!
とりあえず昼なので、文明が消える前に昼ご飯食べましょ。

お腹を満たした後、ここからが今日のメインコンテンツです。コンビニどころか店もない、秘境へチャリを走らせます。
この先、ダムが3つ連なっています。まずは一つ目、船明(ふなぎら)ダムへ。

いや、でけぇな。
でも、ここは一番下流側。序の口です。まだまだ上へいきますよ。

!?

この先に38万kmを移動できる時空のゆがみでもあるのかな。
ロードで宇宙に飛び出す日がくるとは・・・

38万kmの先には道の駅がありました。
ここでサポカーのドライバーを交代します。
なんか、運転したくなさすぎる人がいたので、プレッシャーをかけて頼み込んで変わってもらったとかそうじゃないとか・・・

まだまだ行程の半分です。どんどん天竜川を遡っていきます。次は秋葉ダムへ。

この秋葉ダムには面白いものがあります。それは・・・

なんと、トンネル内に交差点が!こんなの初めて見ました。
ドライバー視点からすると怖すぎますけどね。
このダムも大概でかいですが、面白かったのは吊り橋がかかっていたこと。

やっぱでけえよ

秋葉ダムですよ。

まだまだ終わりません。さらに上流へ向かいます。
ここから先はかなり山がちになっていくんですが、幸い上りは少なく、非常に涼しくて快適でした。

ん?なんかいるぞ??

🐒🐒🐒

いつか、こんなふうに山に還っていく輩がこの部から現れないことを願っておきます。
🐒軍団は山の中へ、我々チャリ軍団はさらに山の奥へ向かいます。
(あれ、🐒とやってること同じ・・・?)

もっと山の中へ入ると、ついに愛知県境付近まで来ます。
ここには、ローカル線として名高い(?)飯田線も通っています。
最後の目的地、佐久間ダムは目の前です。その前になんか湧き水があったので有効に使わせてもらいます。これ飲めるらしいです。めっちゃ冷たくて素晴らしい。

さあ、ラストのダムにして目的地である佐久間ダムへ向かいます。
このダムの手前にはちょっとしたヒルクライムがあります。

おや?(一部の人の)様子が・・・??
想定通り、🐒が現れて発車(発射)しました。山に還るんじゃないよ。

🐒もそうじゃない人もみんなしっかり上まで登りきることができました。
ここが今回のゴール、佐久間ダムです。

さすが、下流の二つとはレベルが違います。
しかも、ここが愛知と静岡の県境になっているらしいです。かなり重要な場所ですね。

なんかやばそうなトンネルがダムの隣にありました。深淵が覗けそうだ・・・
これぞ、本物の「闇」って感じでした。全く先が見えない。

好奇心旺盛な人たち🐒たちが中へ入って行きました。どうなっても知らないぞ・・・

トンネルの先には滝があったらしいです。深淵じゃなくてよかったね。

変わった名前ですね

どこかコラ画像感を感じる

ここより上流へは上れなくはないようですが、さらに文明も消え、道もあるか怪しいところなのでここで今回のランは終点にします。

今回のランは特に自然の中を走れる、一風ちょっと変わったランでした。面白いものがたくさん見られてよかったです!!
🐒になって自然の中に決して還らないようにね、みんな。
<文責:タクト>